質問です。
毎月10万円の積み立てを5%の運用で
25年続けます。
25年後にはいくらになっていますか?

A、3150万円  B、6010万円

実はどちらも正解です。
A、は単利で、B、は複利で運用したもの
です。

あのアインシュタインに
『数学における最大の発見は「複利」』と
言わせたとされる複利。
この複利を使った投資では同じ金額の
積み立てでも25年後には200%結果が
変わります。

同じことをしているだけで、差は倍!

10万円を25年ですから
10万円×12か月×25年で
総額3000万円の積み立てはどちらも一緒。
かける労力も一緒。

ですが、単利では150万円のプラス、
複利では3000万円を超えるプラス。

ここで、もう一工夫。
同じ3,000万円の投資をするならば、
こういう方法もあります。

最初の2年だけ、
積み立て額を2倍の20万円にして、
最後の2年は積み立てせずに放置する。
最後の2年分の金額を最初に持ってくるだけ
なので、
トータルの投資金額は同じ3000万円です。
さて、25年後、いくらになるでしょうか?

およそ6600万円!

単純に毎月10万円を積み立てた結果が
6010万円ですから、その差は500万円以上。
特に難しい事もしていません。

最初を頑張って、最後に手を抜く。
先制攻撃を入れておくだけで効果は
劇的に変わります。

複利の運用をより有効にするための
必須アイテム、ご存知ですか?

それは、「時間」です。

100万円を10年間、年利5%で運用します。

*単利運用*
1年目 100万円×1.05=105万円
2年目 100万円×1.05+105万円=110万円
3年目 100万円×1.05+110万円=115万円
と毎年5万円ずつ増えるので、
10年後には150万円になる計算。

*複利運用*
1年目 100万円×1.05=105万円
2年目 105万円×1.05=110.25万円
3年目 110.25万円×1.05=115.76万円
4年目 115.16万円×1.05=121.54万円
5年目 121.54万円×1.05=127.62万円
こんな調子で10年後は162.89万円に。

ここで注目は
単利運用と複利運用の差がどのように
変化するか。

1年目はその差はゼロ。
2年目は2500円
3年目は7600円

この僅かな差が、
10年後には13万円近くの差になります。

僅かな差の積み重ねが、
更に運用に加わることで
時間を経て大きな差を作ります。

同じ設定で20年運用を続けたならば
単利運用は200万円に増え、
複利運用は265.33万円に増えることになり
その差は65.33万円と大きく開きます。

何がポイントか分かりますか?

運用=すぐ増える

というのは大きな誤解!

確実性を持って、安全に、と考えたら、
じっくり待つことが大切って
ことなんです。

特に一時金で運用するものと比べ、
コツコツ積み立てるものは、
伸びが目に見えるまでに5年からの時間を
必要とします。

逆もポイントです。

???

長期ローンです。
金利が安いからって安易に長期で組んで
しまうと
最終的にビックリする利息を払う結果に。

マイナス金利の影響で、
確かに住宅ローンの金利は低いです。

これを生かすなら、

短期返済の計画を立てるか、

不動産価格の上昇狙って、
購入価格以上で売るか、

または固定金利で低金利の間に、
金利を上回る金利で運用して、
金利引き上げに合わせて、
増えたお金を繰上げ返済で使って
元本を減らすようにするか。

やり方は色々ありますが、知識があって、
効果やデメリットを知って活用できるもの。

数字の見せ方のマジックに
引っかからないためにも知っておいて
欲しいことの一つです。

※アインシュタインの名言は直訳では
「複利」ですが、
意訳では「幅広い興味」とするものも
あります。
ジョーク好きで常に自由な発想をして
いた方のようなので、
聞く側にあれこれと想像させる、
とても「彼らしい」表現なのですね。