手帳の役割は3つ

タイマネ手帳術STEPゼロ・時間の見える化の回でも
書きましたが、
手帳の役割は下記の3つです。

・記録による行動、趣向分析
・記録による体調と心の状態の分析
・時間の見える化

今回、テーマにするのは記録による行動、趣向分析。

自分の時間感覚を見える化する

時間軸が縦に取られているバーチカルタイプを
愛用していますが、
その中で、必ず記録として残すのが、作業内容と
所要時間の記録です。

当初、予定していた作業時間と、実際の作業時間の
誤差を記録の中で見ていきます。
記録を中心とした書き方を手帳で始めた時に
常にそばに置いていたのはストップウォッチです。

ストップウォッチを使って、様々な作業時間を
図りました。
そして、予定と実際とをバーチカルの手帳の中で
確認し検証を続けていました。

会社の勤務の中で、この記録を続けて
1ヶ月くらいして気づいたことがあります。

正味作業時間と実作業時間の差です。

純粋にその作業だけに使った時間と、
実際にその作業をやり終えた時間に
必ず差が生じるのです。

理由は、
作業中にかかってきた電話への対応、
後輩や上司からの声かけ、来客対応など。
つまり、
自分理由でない作業で、実作業が遅れていく事実。

自分で見積もった時間計算では、
やりくりが効かない現実が記録をした
お陰で気づくことができました。

記録したから見えた自分の趣向

記録によって得たのは時間の使い方だけ
ではありません。

自分の仕事における趣向も見える化できます。
作業に対する時間の記録と合わせて
詳細も可能な限り記録を残していきました。

すると、、、
精神的にハードな局面では作業Aを
スケジュールが詰まっている時は作業Bを
という風に、状況によって選ぶ作業が
異なることも見えてきました。
仕事の追い込み具合と合わせて変わるので、
記録によって自分自身の状況まで
見えるようになりました。

その時の判断や思考が平静でされたのか
焦りからの選択か、が客観視できるように
なったのです。

一つの行動から
次に何を自分がしようとするのか、、、
これは、分かっているようで、
分かっていないことの代表です。

これが掴めるようになると、その行動が、
成功につながるのか、失敗につながるのかの
判断もしやすくなるのです。
自分に対する傾向と対策が見えるんですね。

この発見により、私の会社勤めのビジネス
スピードは破竹の勢いで増していきました。

先の予測がつけばビジネスは5倍速

その先がどうなるかの予測がつく、
これはビジネススピードには不可欠な要素。

さらに、その作業にどの程度の所要時間が
かかったのかで、その作業自体の得られる
成果まで見えるようになります。

例えば、一本の外部からの電話が
収益につながるか否かが所要時間から
わかるということです。

ここが見えてからは、必要な作業を整理して
まとめ直して、気づけば事務職5人分の
作業量をこなすようになっていました。

そうなってくると、事業の仕組み立てから
変えていくチャンスまでもが
一事務職の自分にもやってきます。

一事務員が自分の仕組みに気付いただけで
劇的な成果を上げられるようになる。
それが手帳に行動を記録し、
自分の行動から見られる自分の趣向と
それを生かした手法をスケジュールに
落とし込むことで、
更なる成果を自ら引き寄せることが
できるようになる。

ただの事務職のおばさんでも
仕事のドラマが作り上げられるのが
記録する手帳。
そして、それが収益までを呼び込んで
くれるようになるのです。

「タイマネ手帳術STEPゼロ」では
3回に渡って、タイマネ手帳術本編への
基礎的なガイダンスとして連載をします。
本稿はガイダンスの2回目として
お読みください。